鋼にツッコミを入れてみよう第二弾。

さて、そろそろネタがないのでその2です。


錬金術も奥が深いもので、エドワードが「4大元素を引き合いに出す人もいる」といっていたのを覚えている人もいるのではないだろうか。*1その例として、東方司令部の大佐・ロイ=マスタングの名があがる。おそらくこの人を指すのであろう。
彼の錬金術は、強く摩擦すると火花を発する「発火布」という手袋で火花を発生させ、その手袋の甲に書かれた練成陣にて可燃物の周りの酸素濃度を調整・爆発させるものだ。
さて、これも前回の定義に引っかかる。しかも前回の比ではない。射程距離がないのだ。自分の手元の練成陣から遠く離れた場所でさえも酸素濃度の調整が可能なのだ。
これを証明するのにはあの手の角度を考えるのが最も妥当だと考えられる。今までの練成陣を使った錬金術は、練成陣の上方向についての定義はしていない。こう考えればどこまでも高い位置での練成も可能なことになる。大佐が練成陣を相手に見せて発火させているのは、錬金術の効力を敵に向けるためなのだ。
よって大佐に物申す!敵に錬金術を当てたくば、敵に指先を向けるのではなく練成陣を向けるように!さもなくば真上で発火してまったく敵に当たらない!無能だぞ!
続く。

*1:1巻・1話参照