炎上覚悟でかかせてもらうよ

今日のニューススピークのトピックスを見て愕然としたよ。
自殺、殺害、自殺、殺害・・・
いつの間にこの国はこんなに殺伐としてしまったんだ。


もうね、最近のいじめ自殺問題。
正直怒る気もしなくなってきた。
文科省に自殺予告を出した子に勇気をもらいました」
ふざけてんのか?
そりゃ自殺するには勇気がいるだろうさ。でもな、
あんたのやったことは所詮模倣、しかも無職が仕事くれと天皇に直訴するくらい無謀なことだ。
結局のところ匿名のガキに政府がどう対処なんざできる?
粛清か?指導か?土下座か?
住所も名前もわからん謎の人物にどうやって土下座できるのか教えてもらいたいもんだ。
むしろ「いじめてきた人たちへの復讐」なんてくだらねぇ理由で自分の人生棒に振れることのほうがよっぽど勇気ある事だ。てめぇらの命は「そんなもん」か?
もっとおかしいのは、同じような"手口"で直訴してきた奴らがまだ6人もいるってことだ。
ほんとにもう「俺も自殺してやろうかな」という淡白な動機がすぐ読み取れる。
こんなやつらに「生きてりゃ希望がある」だの「死んだら終わり」だの奇麗事並べるようじゃ俺もまだまだ甘かったのかも知れねぇな・・・
もういいよ。死にたきゃ死ね。
自分が迷惑な存在だって胸張っていえるんだったら堂々と死んでみろ。
くだらねぇ「復讐」の結果主に親切にしてくれた人たちばかりが泣く事になるからな。
事の発端になった中二男子をいじめてたやつらは、棺の中のそいつの顔を見て笑い飛ばしてたそうだ。
こんな現実を承知の上で叶いもしねぇ「復讐」をしたいってんならもう止めはしない。勝手にしろ。


「たけしの日本教育白書」を見てて、あまりにも情けないと思ったのが、
「死んだら生まれ変わるかも」という考え方だ。
まあこれについては否定はしない。死んだ人間がまたこの世に生まれ変わることは出来るだろうさ。
だがな、
それはあくまで「今の人生を必死に生きようとした人」に限ることだ。
特に最近、自殺したいだなんて思ってる奴らが、なんだかとてつもなくいいような方向に考えてる気がしてならない。


たとえば自殺して虫に生まれ変わったとする。
生まれてすぐにえさをとるためにあちこちを這いずり回り、時には他の虫に食われて臨終。
運良く成虫になることが出来たとしても、その命は2週間と持たないのが一般的だ。
いつまでも大人になることを夢見て、なれたとしても寿命は短い。
生きるのがつらくてその命を絶ったものが、生まれ変われば生存地獄。どう思う?
大げさ?違うな。この地球上にいったいどれだけの生命体が生存してると思ってるんだ。
脊椎動物なんてその中のごくごく一握りの存在だぞ?気軽に身近な動物になれるはずがない。


これは俺の持論だが、自分・相手に関らず人を殺した人間が天国にいけると思わないことだ。
どんなにつらい思いをしても、どん底に落ちても、人というのは強く生きていくものだ。
それを途中で投げ打って、逃げる。もう明らかに優劣がついてるじゃないか。
百歩譲って天国に行けたとしても、そんなやつの事をどう見るだろうな。
「今あるはずの人生を自力で全うしようと出来ないものが、次の命を大切に出来るだろうか?」
どんな理由があるにせよ、少なくとも神様はそう思うだろうよ。
この際、生まれ変われるかもなんて希望観測はやめることだ。見苦しい。


最後に言わせてもらうが、
結局のところ文科省に直訴文を送ったところで現実的には何もされない。することが出来ない。
学校や教育委員会文科省の直接の管轄じゃないから、結局のところ校長や教育委員会に頼るほかないのだ。
「もみ消されるかも」と必死に考えてやった結果がこれだ。笑えるだろ?
これ以上騒ぎを大きくしたところで、自殺や隠蔽がただ拡大するだけだ。何の解決にもなりゃしねえよ。


なにがなんでも死にたいってんなら、あんたらの言う「復讐」で無駄死にすりゃいいさ。