らくだのひとりごと: 席を譲らなかった若者

うーん・・・
席を譲って当たり前だという気持ちは正しいと思う。
しかし、こんなシチュエーションだと何も言えなくなる・・・
場面が場面だけに、これは正しいんじゃないかと思ってしまうね。
確かに今のシルバー世代は戦後の高度経済成長をのりきり、今の社会の足場を作ったといっても過言ではない。
年をとってその分ゆったりまったり行楽に出る気持ちも分かる。だけど・・・
その行楽のために使う金は今の若者が必死に働いて作ったもの。
それを優雅に浪費してる人たちが、命令に近い台詞を社会人の耳にねじ込むんじゃたまったもんじゃないだろうに。
実際、このお兄さんもハイキング帰りで「あー、疲れた疲れた」なひとの嫌味にカッと来たんじゃないかと。
昔を威張ってふんぞり返ってる人たちにとって、この現役世代の台詞はかなり効いたんじゃないかな。
昔があって今がある今のシルバー世代はそうだ。でもその昔と同じ世界を生きる今の人たちにとっては、そんな過去は今に埋もれて見えるのではないかと。
なんにせよ、どちらも状況を全く知らないんだから、このやり取りはお互いの自己満足に過ぎないだろうなぁ。


こんなお兄さんでもホントにただ困ってるお年寄りを見たら席を譲るんだろうね。